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排煙設備の設置義務緩和
 国土交通省は2月12日、排煙設備の設置義務を緩和する告示の改正案を公表した。福祉施設などの一部で、居室から容易に屋外へ出られる出口があるといった一定の条件を満たす場合、排煙設備の設置を不要とする。3月初旬に施行する予定だ。国交省は、廃校や空きビルといった既存ストックから、福祉施設などへの用途変更を促進する考えだ。

排煙設備の設置は建基法施行令126条で、延べ面積500m2超の特殊建築物などに義務付けられている。緩和規定としては、建築基準法施行令126条の2第1項1〜5号、建設省告示1436号が既にある。例えば、病院やホテルといった特殊建築物でも、100m2以内に準耐火構造の床や壁、防火設備で区画された部分がある場合は、排煙設備を設置しなくても構わない。

 改正案は上記の告示1436号に、排煙設備の設置義務の緩和規定を追加するものだ。具体的には、避難階または避難階の直上階が次の要件をいずれも満たす場合、排煙設備の設置を不要とする。

(1)特殊建築物ではないか、寝泊りする居室のないデイサービスセンターや保育所など(児童福祉施設等)であること
(2)主に使用する各居室に、屋外に容易に避難できる出口やバルコニーなどが設けられていること


これが施行されればいま計画中のリノベーション設計が大分楽になりそうです。
author:中込潤一, category:豆知識, 11:17
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ブルモーション機構

ブルモーション機構ってご存じですか?

ブルモーションは、引き出しや扉に設置され、「ゆっくり閉まる」という動きをつくり出すオーストリアのブルムという会社が開発した機構のことです。

最近のシステムキッチンなどにはこの機能がついてるものが結構ありますが、この機能がついているとスプーンやフォークやガラス瓶などが入った引き出しを閉めたときも『ガッシャーン!』ってならないので、なんだか優雅な気分になれます(笑

多少金額は高くなりますが、毎日使う所でしたらこの機能が付いたものの方が良いと私は思います。


         ☆☆☆ JUN設計工房 ☆☆☆

author:中込潤一, category:豆知識, 22:49
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住宅のイニシャルコストとランニングコスト

夢のマイホームを建てるときは誰しも「良いものを、少しでも安く」と考え、どうしても新築時の設計費用や建物の坪単価などの目先の数字だけに目が行ってしまいます。

建設費や設計費などのイニシャルコストは、住宅の一生にかかるランニングコストと比較すると、ほとんど変わらないか、少なくなるという傾向があるようです。

各種点検や修繕・水道光熱費・税金・保険料などなど、住宅には住み始めてからも様々なお金がかかります。

このランニングコストをいかに抑えるを新築時に良〜く考え優良な住宅を造ることが長い目で見た時に本当の意味でお得になるのです。

例えば長期優良住宅であったりフラット35などの制度を使って建物の性能を上げるには設計費用や建設費用も多くかかりますが、後々かかる光熱費や修繕費・税金等が安くなります。

イニシャルコストはかかりますが、安かろう、悪かろうの住宅を建ててしまって後々イヤな思いをしたり、余計なお金をかけるよりは、安全・安心で快適な住宅に家族がいつも笑顔で住み続けるほうが良いと私は思います。
いかがでしょう?

         ☆☆☆ JUN設計工房 ☆☆☆

author:中込潤一, category:豆知識, 08:36
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応急危険度判定士

応急危険度判定士ってご存知ですか?

応急危険度判定とは、大地震により被災した建築物を調査し、その後に発生する余震などによる倒壊の危険性や外壁・窓ガラスの落下、付属設備の転倒などの危険性を判定をすることです。

今日はこの応急危険度判定士のための5年に一回の講習会に県立文学館に行ってきました。
有事の際には被災地に行き建物の危険性を判定します。

この制度の他にも住宅の耐震診断などの人命にかかわることは各自治体で無料で行っていることがありますので活用してみてはいかがでしょうか?

エアコンが効いて少し薄暗い快適な講堂だったので、ときどき睡魔におそわれましたが。。。。なんとか切り抜けました。


事務所に戻って車を降りると東の空に虹がかかっていました。

さてさて仕事に励みます。。。

         ☆☆☆ JUN設計工房 ☆☆☆

author:中込潤一, category:豆知識, 17:21
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断熱材の種類

断熱材には、いくつかの種類がありますが、大きく素材で分類すると、「繊維系」と「発泡プラスチック 系」のふたつに分けられます。

細い繊維の間に空気を閉じ込めた「繊維系」には、無機質繊維系(グラスウール、ロックウール)と木質繊維系(セルローズファイバー、インシュレーションボード)があり、小さな気泡の中に空気を閉じこめたのが「発泡プラスチッ ク系」(ビーズ法ポリスチレンフォーム、押出法ポリスチレンフォーム、硬質ウレタンフォーム、ポリエチレンフォーム、フェノールフォーム)です。
 
繊維系断熱材の特徴
細い繊維の間に空気を閉じ込めた断熱材ですが昨今では内部結露が問題になっています。

無機質繊維系


◎グラスウール
ガラスを高温で溶かした細いガラス繊維を加工したもので、床・壁・天井などほとんどの部分に用いることができる軽くて施工しやすい断熱材です。
比較的安価で、防音性や耐久性にも優れるため、最も普及している住宅用の断熱材といえます。
厚さや密度が高いほど断熱性能は高くなります。

◎ロックウール
耐熱性に優れる鉱物を溶かし繊維状にしたもので撥水性、耐久性、防音性に優れており、床・壁・天井などほとんどの部分に用いることができます。

木質繊維系

◎セルローズファイバー
天然木質繊維を用いたもので湿気を吸収、放出する機能をもつ木質繊維なので、断熱材の内部結露を防ぐこともできます。また、防音性にも優れています。

◎インシュレーションボード
木材の繊維質を成形、ボード状に加工したもので、吸湿・放湿性をもつので、内部結露を防ぐ効果もあります。リサイクル木材や未利用木材から造られます。


発泡プラスチック系断熱材の特徴
発泡プラスチック系断熱材は、いずれも軽く、吸水性が小さく、断熱性に優れています。

◎ビーズ法ポリスチレンフォーム
ひとつひとつの粒の中に気泡を持つ断熱材で、水や湿気に強いのが特徴で軽いため加工性や施工性に優れています。

◎押出法ポリスチレンフォーム
薄くても断熱効果が高い断熱材で水に強く、耐吸湿性も優れています。外張り断熱に適しています。

◎硬質ウレタンフォーム
細かい独立気泡で形成されていて、気泡に熱伝導率が小さいガスが含まれているので、断熱性も優れています。
ボード状のもの、現場で直接吹き付けるタイプもあり ます。

◎ポリエチレンフォーム
細かい独立気泡の断熱材で、柔軟性があるのでさまざまな形状の製品があり、隙間なく施工することが可能です。

◎フェノールフォーム
独立気泡の断熱材で素材の安定性が高いので、長期間にわたっての断熱性能が期待できます。
耐熱性や防火性能に優れています。


このように断熱材には様々な種類があり、長所・短所も様々ですので適材適所で使用することが大切ですね。


         ☆☆☆ JUN設計工房 ☆☆☆

author:中込潤一, category:豆知識, 09:37
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熱伝導率(λ)

熱伝導率って知ってますか?
フラット35などの金利優遇や住宅エコポイントなのを受ける場合、省エネの部分によく出てきます。

熱伝導率とは主に断熱材や建築材料の熱性の伝わり易さを表す数値で板状材料の厚さが1m、内外温度差が1℃あるときに、どれくらい熱を伝えるかを表す数値です。
値が小さいほど断熱性能が高く通常、λ(ラムダ)で示され、単位はW/(m・K)。

住宅で使われる主な建材の熱伝導率を調べてみました。

木材(檜、杉):0.12W/mk
コンクリート:1.6W/mk(木材の約13倍)
鋼材(鉄):53W/mk(木材の約441倍)
アルミニウム:200W/mk(木材の約1666倍)
ガラス:1W/mk(木材の約8倍)

ちょっと分かりにくいので例えると
通常の木造住宅の柱が約10cm角なので、この柱だけを並べて10cmの壁厚の家を造ったとすると
同じ断熱性能の家の壁をコンクリートで造った場合の壁厚は1.3m、鉄では4.41m、アルミではなんと16.66mの厚さの壁を作らないといけないことになります。(ちと実現不可能ですね)

一般的に住宅の外と内の温度差を少なくするのには断熱材が使われます。
住宅で使われる断熱材の熱伝導率は、だいたい0.04W/mkです。
この断熱材にも水に強いもの弱いもの、火に強いもの弱いもの、シロアリに強いもの弱いもの、施工性が良いもの悪いもの、値段が高いもの安いものなど様々なものがあります。

また、断熱のやりかたも内断熱、外断熱、など様々あり施工方法によってコストもかなり違ってきますので多角的な検討が必要になってきますね。

         ☆☆☆ JUN設計工房 ☆☆☆

author:中込潤一, category:豆知識, 18:32
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ロフト(小屋裏収納部屋)

今回はロフト(小屋裏収納)についての豆知識です。

建築基準法ではロフト部分の最高天井高さが1.4m以下で、かつ、ロフト部分の床面積がロフトがある階の床面積の2分の1未満であればロフト部分は床面積に算入しなくてよいことになっています。

この基準を超えてしまうとなにかと大変になってきます。(汗

たとえば木造住宅の2階の小屋裏に基準を超えるロフトを設置したとするとこの建物は建築基準法的に3階建てとなり、様々な構造的制約を受けることになります。

また、延床面積にカウントされるので固定資産税などの評価額も高くなってしまいます。

この基準に納まっていると建築基準法的には階に含まれず、床面積に算入されないということであって、当然施工床面積は増えていきます。
ということは当然、建設コストは余計にかかるということです。

多少コストはかかりますが、あるとなかなか便利な空間ですので検討の余地ありって感じです。

         ☆☆☆ JUN設計工房 ☆☆☆


author:中込潤一, category:豆知識, 23:18
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シーリングファン

シーリングファンってご存知ですか?

シーリングファンとは簡単に言うと天井に付ける扇風機のことで、最近は照明器具とセットになったシーリングファンが多く出回っています。
扇風機っていうと夏って感じがしますが、シーリングファンは夏よりも冬のほうがその機能を発揮します。

それは何故かというと、暖房によって暖められた空気は部屋の上のほうに溜まりやすいですよね。

開放的な空間を手に入れるために天井の高い居間などをつくったりすると、暖房をつけてもなかなか部屋全体が暖まらないということが起きがちです。
そんなときに活躍するのがこのシーリングファンです。

シーリングファンを回すことで、部屋の上部に溜まった暖かい空気を下ろして室温を均一にするサーキュレーターとしての効用が生まれるというわけです。

このとき注意するのは風向きです。上部の空気を下すので下向きに風が吹くようにしたい気持ちはわかりますが、これではかえって寒くなってしまいます。

一般的にシーリングファンには風向きスイッチ(上向き、下向き)と強弱スイッチ(強、弱、ゆらぎ)がありますので冬場は上向きに(天井にあたった風が壁伝いに降りてきて部屋全体に廻るイメージ)回すと良いようです。
また夏場は下向きにして「ゆらぎ」の下でゴロゴロすると何ともいえず快適です。

ということで暖房効率が悪くなるから吹抜けのある居間はちょっと、とお考えのあなた!そりゃ天井の低い部屋に比べたら多少は効率も悪くなりますが、それ以上に得られる豊かさや快適さもあるので是非ご検討をしてはいかがでしょうか。

       ☆☆☆ JUN設計工房 ☆☆☆

author:中込潤一, category:豆知識, 09:14
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神棚の大きさの秘密!

先日、お客様から神棚のことを聞かれたのでちょっと調べてみました。

まず、設置場所ですが、神棚はできるだけ明るく清浄な場所の最上階(または上に上階の床のない箇所)の天井近くに南向きまたは東向きに設置するのが良いとされています。

最上階の設置が困難な場合は「天」または「雲」や「空」と書いた紙を天井に貼り、その下に設置するか、雲板と言われる板を取り付けて上に階がないことを意図し設置します。

神棚の大きさは2尺、3尺、4尺、5尺と様々な大きさがあります。
えっ?尺がよくわからない。。。
建築では結構この単位がでてきますので簡単におさらいしましょう。

建築でよく用いられる寸法に1間という単位があります。
これは1,820mmを意味し=6尺と同じ長さになります。
1間の半分が半間でこれは910mmなので3尺と同じ長さです。
1尺は303mmで10寸と同じ長さで1寸は30.3mmとなります。
童話の一寸法師はだいたい30mm(3センチ)ぐらいってことですね。

建設現場ではよく大工さんが尺5寸(しゃくごすん)≒455mmとか
柱の太さを3寸5分(さんすんごぶ)≒105mm角という言い方をします。

で、神棚に話をもどしますが様々な巾の中に一つだけ3尺6寸5分と細かく刻んだ大きさがありました。
3尺6寸5分の棚板が、8畳前後のお部屋にちょうどいい、もっとも一般的な大きさの棚板だそうですが奥行きを見てみると1尺2寸とあります。

3尺6寸5分=110cm(さんじゃくろくすんごぶ)に1尺2寸=36cm(しゃくにすん)何か引っかかりませんか?
もっとも一般的な大きさの棚板、「3尺6寸5分」という寸法は、1年=365日の数字を表しています。
同様に、奥行き:「1尺2寸」は12ヶ月を、厚さ:「1寸」は1日を表しているそうです。
一年の移り変わりを感じながら、毎日お参りするという何とも日本らしい考え方だと思いませんか?
こういうのって最近忘れかけてるけど何だかとても大切だと私は思います。

         ☆☆☆ JUN設計工房 ☆☆☆

author:中込潤一, category:豆知識, 21:10
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家を建てるのに、いくら必要なの???

家を建てるのに必要な費用を大きく分けると建築工事費設計料諸費用の3つに分けることが出来ます。

建築工事費は本体工事費別途工事費の2つで構成されています。(通常税込価格で考えます。)
よくハウスメーカーの広告などで坪単価45万円〜って書いてあるのはこの本体工事費のことを指します。
別途工事費とは一般的に(会社によって多少違います)既存建物の解体工事費や地盤改良工事費、建物の外回り塀や門扉、屋外駐車場、植栽などの外構工事費照明器具工事費やカーテン工事費、空調工事費、屋外電気工事費や給排水などの引き込み工事費が別途工事費になる場合が多いようです。

設計料の目安はとりあえず10%程度で計算しておきましょう。

諸費用には
工事関係として建築確認申請料、近隣挨拶関係費、地鎮祭費用、上棟式・竣工式費用
登記関係として建物表示登記、土地所有権移転登記、建物所有権保存登記、抵当権設定登記
ローン関係として手数料、保証料、団体信用生命保険特約料、特約火災保険料
建替え関係として滅失登記費用、引っ越し費用などがありますが規模等により様々です。

ということで家を建てるのに必要な概算金額を計算してみます。
建築工事費=本体工事費+別途工事費
本体工事費=17万円/屐複16公庫調査報告の崔渦繊併獲))×嵜
別途工事費=本体工事費×20%程度
設計料=建築工事費×10%程度
諸費用=建築工事費×5%程度
と、
これが概算で大枠の費用を掴む目安となります。

具体的にやってみます。(150屏45坪の家を建てる場合)
本体工事費=17万円×150=2,550万円
別途工事費=2,550万円×20%=510万円
∴建築工事費=2,550万円+510万円=3,060万円
設計料=3,060万円×10%=300万円
諸費用=3,060万円×5%=150万円

∴建築工事費+設計料+諸費用=3,060+300+150=3,510万円となります。

これはあくまでも概算金額ですが大枠で把握しながら詰めていくことは大切ですよ。

         ☆☆☆ JUN設計工房 ☆☆☆

author:中込潤一, category:豆知識, 00:01
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