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断熱材の種類

断熱材には、いくつかの種類がありますが、大きく素材で分類すると、「繊維系」と「発泡プラスチック 系」のふたつに分けられます。

細い繊維の間に空気を閉じ込めた「繊維系」には、無機質繊維系(グラスウール、ロックウール)と木質繊維系(セルローズファイバー、インシュレーションボード)があり、小さな気泡の中に空気を閉じこめたのが「発泡プラスチッ ク系」(ビーズ法ポリスチレンフォーム、押出法ポリスチレンフォーム、硬質ウレタンフォーム、ポリエチレンフォーム、フェノールフォーム)です。
 
繊維系断熱材の特徴
細い繊維の間に空気を閉じ込めた断熱材ですが昨今では内部結露が問題になっています。

無機質繊維系


◎グラスウール
ガラスを高温で溶かした細いガラス繊維を加工したもので、床・壁・天井などほとんどの部分に用いることができる軽くて施工しやすい断熱材です。
比較的安価で、防音性や耐久性にも優れるため、最も普及している住宅用の断熱材といえます。
厚さや密度が高いほど断熱性能は高くなります。

◎ロックウール
耐熱性に優れる鉱物を溶かし繊維状にしたもので撥水性、耐久性、防音性に優れており、床・壁・天井などほとんどの部分に用いることができます。

木質繊維系

◎セルローズファイバー
天然木質繊維を用いたもので湿気を吸収、放出する機能をもつ木質繊維なので、断熱材の内部結露を防ぐこともできます。また、防音性にも優れています。

◎インシュレーションボード
木材の繊維質を成形、ボード状に加工したもので、吸湿・放湿性をもつので、内部結露を防ぐ効果もあります。リサイクル木材や未利用木材から造られます。


発泡プラスチック系断熱材の特徴
発泡プラスチック系断熱材は、いずれも軽く、吸水性が小さく、断熱性に優れています。

◎ビーズ法ポリスチレンフォーム
ひとつひとつの粒の中に気泡を持つ断熱材で、水や湿気に強いのが特徴で軽いため加工性や施工性に優れています。

◎押出法ポリスチレンフォーム
薄くても断熱効果が高い断熱材で水に強く、耐吸湿性も優れています。外張り断熱に適しています。

◎硬質ウレタンフォーム
細かい独立気泡で形成されていて、気泡に熱伝導率が小さいガスが含まれているので、断熱性も優れています。
ボード状のもの、現場で直接吹き付けるタイプもあり ます。

◎ポリエチレンフォーム
細かい独立気泡の断熱材で、柔軟性があるのでさまざまな形状の製品があり、隙間なく施工することが可能です。

◎フェノールフォーム
独立気泡の断熱材で素材の安定性が高いので、長期間にわたっての断熱性能が期待できます。
耐熱性や防火性能に優れています。


このように断熱材には様々な種類があり、長所・短所も様々ですので適材適所で使用することが大切ですね。


         ☆☆☆ JUN設計工房 ☆☆☆

author:中込潤一, category:豆知識, 09:37
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